岡野あつこさんの離婚大全集の一枚目に書かれていること、それは、
離婚の目的は『幸せ』である。
ということ。
岡野あつこさんの『離婚大全集』は、夫婦問題研究家である岡野さんが断然有利に離婚するために手がけた離婚の手引き書です。
彼女の仕事は離婚させることではありません。
彼女の仕事は、復縁するにしろ、離婚するにしろ、人を幸せにすることなのです。
しかし離婚しなければならない事態に直面した場合に、その人にとっての幸せを追求するためにとるべき行動を示しているのが本書です。
もしあなたに、”離婚”という二文字が頭をかすめ始めたとしたら、、、、
やるべき事が山のようにあります。
間違ってもパートナーに口走ってはいけません。
あなたは水面下で動き出さなくてはいけません。しかもスピードを持って。
中途半端な情報収集のためにあなたの貴重な時間やお金を使ってしまうのはやめましょう。
離婚は戦略が必要です。作戦を立てなくてはなりません。先手必勝です。
なぜか?
女一人で子どもを育てていくことは今の日本では非常に難しいからです。想像してみてください。
時給900円のスーパーのレジ打ちのパートと児童手当と児童扶養手当あわせたとして、十分な生活ができますか。
あなたと、子供達が幸せに生活できますか?
できません。
私のシングルマザーの友人に、テレビで”貧困”という言葉を聞くたびにドキッとすると言っていた人がいます。彼女は、お金も子供への愛情の一つだと言っていました。
今時給1,100円の仕事をしていますが、本当に生活が苦しいと言っています。
彼女は協議離婚をして、少しばかりの養育費をもらっていますが、「何か気に入らないことがある度に、養育費は払わないと元パートナーが言ってくる」と言っていました。
そういう話を聞くたびに、私は本当に悲しくなります。
調停離婚さえしておけば、(協議離婚でも、公正証書を作っておけば)離婚後にこんなことで
悩むことはありません。
どうしても養育費を払う側と、もらう側で、もらう立場が弱くなってしまいがちですが、きちんと調停証書なり公正証書なりを、作っておけば離婚後にまでこんな問題をひきずることはありません。
私もそうでしたが、離婚を考えている時というのは、精神的に非常に参ってしまっているケースが非常に多いです。だからもう色々事をやるのが億劫になって、ただただ早く関係性を切ることにフォーカスしがちです。離婚を急いで籍を抜くことを急いでしまいます。
ですが、それは大きな間違いのはじまりであり、幸せになるために離婚したはずなのに、もっと大変になってしまった、色々な問題がさらに出てきてしまった、といった事になりがちです。
離婚はあなたの幸せな人生の通過点です。
あなたが水面下で動く事に対して、あなた自身が罪悪感を抱くかもしれません。
ですが、別にあなたはパートナーを欺くわけではありません。
あなたにある ”正当な権利を主張する” ための準備です。
あんたのパートナーよりも常に一歩先を行っていなければ勝てません。
あなたは、パートナーの
結婚当時の財産を知っていますか?
今現在の財産を知っていますか?
どんな保険に入っているか知っていますか?
持家があるとしたら、現在の価値とローン残高がわかりますか?
またそれらを証明できる資料が揃っていますか。
等々・・・
まだまだ沢山準備すべきことがあります。この本にはこういったあなたが今すべき事が
凝縮されています。
最後に、本書13ページに書かれている『このマニュアルの目的』について引用します。
本書を購入すべきかどうか迷われている方、参考にされてください。
以下引用
『離婚』という二文字が頭をよぎってから、このマニュアルを手にするまでに
あなたは考えに考え抜き、『それでもやっぱり離婚したい』という結論にたどり着いた
のではないでしょうか。
このマニュアルはまさにそういう人のために書かれています。
このマニュアルでは、あなたがどんな理由で離婚したいのか、その理由は問いません。
もちろん、離婚なんかやめた方がいいですよ、と離婚を思いとどまるよう、説得もしません。
どんな理由であれ、『離婚したい』という意思が固まった人に、『圧倒的有利に離婚する方法』をお教えするのがこのマニュアルの目的です。
もちろん読者のみなさんの中には、まだ自分が本当に離婚したいのかどうか、はっきり決められないでいるという人もいるかもしれません。
そういう人はこの本を、自分が離婚する場合のシミュレーションの道具として生かすことができます。
離婚を迷っている人の多くは、漠然とした不安があって、なかなか現実の行動に移せない、ということが多いものです。
「母子家庭や父子家庭になると、生活が大変なのではないか」
「子供が傷つくのではないか」
「一人でも生活していけるのだろうか」
「精神的にもつらくなるのではないか」
「自分では料理も洗濯もしたことがないけど、そんな生活力はあるだろうか」
「あるいは、離婚がスムーズにいかないと社会的な信用にも傷がつくのではないか」
「今はよくても老後がさみしいのではないか」
などいろいろな心配がいり混じっているのでしょう。
しかし、これだけははっきりしています。一番大切なのは、あなたの『気持ち』なのです。
もしも離婚を躊躇するいろいろな心配事をクリアできるような
あなたに『圧倒的有利な離婚の方法』があるとしたら?
それがある事を確かめてから、もう一度じっくりと自分の気持ちに耳を傾け、自分の『気持ち』に耳を傾け、自分の『気持ち』に最終的な結論を出せばいいのです。
そうすれば、たとえ『離婚はしない』という決断を下すにして、ずるずると結論を先延ばしにしてストレスを抱えながら、一日の大半を過ごしてしまうよりも、ずっと前向きな気持ちで結婚生活が続けられるはずです。
引用終わり
本書は、PDFでの配布となります。登録されたあなたのメールにリンクが貼られていて、そこをクリックすることでPDFを見ることができます。実際に本が送られてくるといった事はありませんので誰かに気付かれる心配はありません。
価格は、29,700円(税別)です。”今なら”と公式ホームページに書かれていますが、
私が購入した、4年前も同じ値段でした。
←これは私の購入したものです。
PDFを印刷しました。
ページ数は433ページとかなりのボリュームです。
当時私は、いくらなんでも高いでしょ、と正直思いました。ですがあなが知識を持たないことで起きるかもしれない損失(本当はもらう権利のあった財産○十万、○百万)を考えたら、
どうでしょうか。あっという間に回収できる金額です。子供の養育費一か月分位です。
私が離婚を考え始めた時、図書館に行ったり、本屋さんで立ち読みしたりして離婚の情報を集めていました。しかし、本に書いてあるのは、法律的な事とか、手続きがどうとか・・そんな事ばかりでした。
今になって、あの時私が本当に求めていたことは・・それは、今の不安な気持ちを丸ごとひっくるめてどうにか受け止めてくれるもの、だったように思います。
弁護士はあくまでも法律の専門家です。離婚のプロではありません。岡野さんは離婚のカウンセラーもしている、離婚のプロです。彼女の書いた本書は、そんな私の不安を充分引き受けてくれるものでした。
私が今普通に子供たちと幸せに生活をしていけるのは、この手引書のおかげです。