朝雨が降る中を傘を差して足早に会社に向かいながら、「あ~、こんなに充実した日がくるなんてあの頃は思えなかった」そう感じました。
子供の習い事。雨が降っているので、ママ友がうちの子も一緒に送って下さる。迎えもしてくれるという。本当に感謝。ありがたい。新しい環境、新しい人間関係。みんな助けてくれる。
どん底に落ちても人生は開けていくのだと思う。
離婚した時「私の人生はどうなっていっちゃうのか」、もう終わりだと本当に思っていました。客観的に今思うとああいうのを「絶望」というのだと思う。
どっちの方向に進んでいったらいいのか、何を目指せばいいのか、なんのために生きているのか、全部無くなった。
子供達に見つからないように、キッチンにしゃがみこんで、おいおい泣いていたあの日々。
「自分はなんて青かったのか!」
でもあの経験は自分には必要だったと今なら思える。人の気持ちがよりありがたく、感謝できる人間になった。
弱い立場の人たちを理解することもできるようになった。そして何より「絶望」は自分が作り出しているものだと知ることができた。
人生は何度だってやり直せる。
だから、今昔の私のように真っ暗闇の中を手探りしながら生きている人もどうか、前を向いてしっかり歩いていって欲しいと思う。
子育てに追われて自分の時間がないと感じる方、子供はあっという間に大きくなってしまいます。
だから今、子供をぎゅーっと抱きしめて欲しいです。
自分の事で悩み過ぎていたあの時代、子供が一番かわいい時期だった。もっと遊んでもっと抱きしめてあげれば良かったとちょっと後悔しています。
だから、そのかわいい手をぎゅっと握って離さないでほしいです。