いつか別れる。でもそれは今日ではない

今日は子供達の父親との面会日。一か月に一回この日がくる。もうすぐ三年こんなことをやっているのに、なぜか子供とバイバイする時に私は切なくなる。

 

だから、いつも必ず東京駅で別れたあとに、おきまりの本屋さんに行ってコーヒーを飲みながら話題の本を読み、気持ちをリセットする。

 

今日読んでみたのはこちらの本。

著作名が「F」さんとなっていて、ネットでは色々書かれていますが、全体的になんというか、結構40代バツイチ女には結構染み入っちゃうところがあり、私はこの本は嫌いではないと思ってしまった。

 

帯に大人のための恋の向き合い方 自分との付き合い方の解説、とありますが、まあ、確かに大人のための本です。若いころは「恋はひたすらキュンキュンするもの」でありましたが、そういうものだけをを求めている訳ではない・・・という世代のための本だと思いました。

 

妙になるほど~と思ってしまった一説が

 

「言われたいことを言ってくれるより、

 

 言われたくない事を 言わないでおいてくれたり、

 

 して欲しい事をしてもらうより、

 

 して欲しくない事をしないままでいてもらえる方が

 

 遥かに難しく気づきにくく、そしてありがたいと思う」

 

成熟した大人の付き合いってだんだん、こんな感じになるじゃないですか。

 

しっとりしてくるというか、季節でいったら「秋」みたいな。

 

そろそろ誰かを好きになっても良いのではないか、と考える今日このごろ。季節も「秋」になってきたし、人恋しいのだろうか、わたし。