★養育費を最後まで払ってもらうために★

離婚大全集には、離婚ノウハウの他に最後の方に実際にあの手この手を使って自分の思い通りの離婚にこじつけた方々の体験談が沢山のっています。

 

それを読むだけでも結構参考になります。こんな手があったのか!?と。

 

自分に少しでも有利に離婚をしたい、と考えている方は、相手に離婚を切り出す前に、ぜひ読んで作戦を練ってみてください。

 

その体験談の中のおひとりのお話を書きます。

 

その方は、養育費が、養育費算定表をもとに決められることから、(算定表は双方の収入によって金額が決定するので、)旦那さんが昇給するタイミングを狙って離婚を切り出しました。収入が高い方が養育費が増額されるからです。

 

したたかですが、子連れで離婚を決意するにはこの位の計算高さは必要かな、と思います。

 

その方は狙い通り、昇給した給料を元に計算された、高い養育費で決着することができたのですが、彼女の努力はまだ続きます。それは、子供が20歳になるまで子供と父親を面会させ続けるということです。

 

子供達ときちんとあっている父親の方が、養育費をより長い期間きちんと払い続けるというデータがあるんです。

 

彼女はそれを実践し続けたんですね。

 

最終的に20歳まできっちりと払ってもらい、子供達も無事に大学卒業することができました。

 

調停によって養育費が一度決まったとしても、相手により、経済的理由などによっては「減額請求」されてしまう可能性もあります。

 

でもそれも子供がかわいければ、「すえおき」で考えてくれる可能性も増えてきますよね。

 

いずれにしろ、子供が20歳になるまで気が抜けないってことです。(ふぅ・・・長いですね)