★離婚は子供を犠牲にするのか★

先日、私の大好きな新聞の「人生相談」の欄にこんな相談が寄せられていました。

 

40代女性の価値観の違う夫と離婚したい。酔って暴力を振るうこともある。もう耐えられない。子供のために自分を犠牲にして添い遂げるか、それとも自分のために離婚して新しい人生を生きるべきか。

 

このような内容でした。

 

私は、もうこの人の心は決まっているだろう、と思いました。相談の文中に「限界」という言葉がありましたが、この言葉で私自身が辛かった時のことを思い出しました。

 

私は、嫌いな人とずっといる必要はないと思います。嫌いというレベルを超えて、耐えきれないのだと思います。私は、自分にこんなひどい事をする人なら、消えていなくなってほしいとまで最後は願っている自分に気づきました。

 

だから、離婚して良かったです。

 

子供のいる多くの女性にとって、離婚は、「自分の人生を優先する=子供を犠牲にする」と考えると思います。私もずっとそのように考えていましたが、ある時からそのように考えるのをやめました。「自分の人生を優先する、子供も幸せになる」。

 

自分も子供も幸せになるために離婚しよう、と。

 

そこからですね、色々調べはじめたのは。子供を不幸にさせないために、どういう段取りでいったらよいのか必死で調べました。岡野あつこさんという方にたどり着いて、カウンセリングを受けようかと思いましたが、数か月待ちでしかも2時間で5万円するというので、あきらめました。

 

だったら、離婚大全集を買った方が効率が良いと考えて、さっそく購入。その日から離婚へとかじ取りを始めました。

 

この本は、具体的にどう動いていけばよいのか、が詳しく書かれているので本当に助けてもらいました。

 

「自分の人生を優先する=子供を犠牲にする」と考えているうちは、苦しくて仕方ないと思います。離婚してもうすぐ二年になりますが、子供を犠牲にしたと思っていません。むしろ、あんな暴力男と離れさせて、平和な道へ導いてまっとうな人間に育てられていると思います。

 

なので、子供がいて離婚に踏み切れないのであれば、子供を幸せにするためにどんな離婚をすればよいのかを考えればよいのです。あなたが笑顔で過ごせることが子供にとってもとても幸せなことなのです。