私の今の職場に「別居中」の女性がいます。45歳くらいの方です。
結構仲良くなったので、「これからどうするの?」と尋ねてみると、「別居期間は1年と決めていて、一年たったらどうするか再度話し合いをする」との事でした。
(すかさず、離婚大全集お貸ししました!離婚を迷っている人も読んだらいいと思ったからです)
そんなこんなでしばらくその話題から離れること数か月、最近になって、彼女が会社を辞めることがわかりました。じゃあ、旦那さんの元に戻るのね、と思ってそれはそれでよかった、と思ったら、なんと話し合いの結果、「離婚」になったのだそうです。
離婚して実家に戻るので、今の会社は遠くて通えないのだそうです。
でもよくよく話を聞いてみたら、初めからどうやら彼女の心は決まっていたようです。
彼女にとっての別居期間は、彼から実際に離れてみて本当に精神的にも一人でやっていけるかを試す、そして離婚する準備を整えるための時間であったそうです。
(なので離婚大全集を読めてすごい良かった、と。気持ちの整理もついたし自分のやるべき準備がわかったので、とてもスムーズに事が運んだと)
彼女のように別居期間を置くというのは結構おすすめです。離れてみてわかることもあります。
私は・・・どんなに抑圧された中で生活していたのかがわかりました。息をひそめて、旦那の顔色をうかがって自分らしさのみじんもない生活をしていることに気づきました。
渦中にいるときは、必死すぎてわかっていませんでしたが、離れてみると見えてくることがあります。
冷却期間という意味合いもありますしね。あるいは、お互いの良さを再認識する機会になるかもしれませんしね。
ただし、少しでも「離婚」の文字がかすめての、別居であれば、家を出る前にやることがあります。
このサイトにも書いてありますが、「ある程度のリサーチ」です。旦那の財産とか、家の価値とか。一度離れてしまうと、手に入りにくいものがあります。(詳しくは岡野あつこ離婚大全集読んでみてください)
それから、別居期間ははじめから決めておいた方がよいと思います。彼女のように。
ズルズルと結論がでないままになると、問題が長期化し、複雑化することがあります。
離婚は一大事です。どうか彼女が幸せになりますように。(でも彼女、妙にイキイキしていたからきっと大丈夫に違いない・・・)