先日市役所のこども課に書類を取りに行ったとき、セインカミュさんと子供が寄り添ったポスターが貼ってありました。
ハーグ条約 についてのポスターでした。
自身が離婚した時もこんな大変な事は二度ともうないだろう・・・と考えましたが、国際結婚をした方々が離婚するとなると、これまた大変な事だろうなあと想像します。
日本は長い間、ハーグ条約加盟国ではありませんでしたが、2013年5月、ついに日本もハーグ条約加盟国となりました。
これにより、子供が出生し離婚をした国の司法に準ずるようにすることが、義務づけられた事になります。
次男の保育園にも一クラス20人の中に片方の親が外国人である子が4人います。本当に国際結婚が増えたのだなあと感じる事が多いです。国際結婚が増えれば結果として国際離婚が増える訳で・・。
新しい法律が施行されるのも仕方のない事とも思いますが。
日本がハーグ条約加盟国となったことにより、相手の承諾なしに、子供を連れて日本へ帰国した場合には、連れ去りと位置付けられてしまいます。
日本人妻が日本に子供と帰国した時を例とすると・・・
①日本人妻が子供と日本に帰国
②夫が自分の国の中央当局に「子供の返還を求める申立て」をする
③この申立が日本の中央当局に送られます
④日本では、子供と親を探し出します
⑤日本当局は子どもの任意による返還に必要な措置を講じますが(10条)、任意で帰らない場合は、連れ去った親に対して、原則として、子の返還命令を発します(12条)。
⑥その返還命令に基づいて、子どもはもとの国に返還されることになります。
こんな流れになるようです。(ただし例外もあります)
国際結婚って憧れますよね。私も憧れありました・・・( ;∀;)
でも一時の恋愛感情で突っ走るとなかなか後々大変な事になる可能性があるという事ですね。
二度も失敗しないように、次は用心には用心を重ねようとセインカミュさんのポスターを見て改めて感じた管理人でした。