第2児以降の児童扶養手当が倍額に増えることになりました。小さな一歩ですが、ひとり親家庭に目が向いてきたことは有り難いことです。
しかし、児童扶養手当と自分の給料を合わせても、それでも生活が苦しい人は沢山います。
だから私が日本政府に動いてほしいこと、それは養育費を払わない人が「逃げ得」で終わるような今の現状を変えてほしいということです。
養育費を払う事が、「責任」から一歩進んできちんと「義務」のレベルになればこの問題は解決します。
例えば、北欧や、ヨーロッパでは養育する親は国から養育費を立て替えてもらい、国はもう片方の養育していない親から養育費を回収します。もし支払いに応じない片方の親がいれば、国は、強制的な徴収手段がとります。
またアメリカでは取り立てに対して援助しています。養育費を払う側が行方をくらませれば、居所を探します。給料から養育費を天引きすることも可能です。
さらに、養育費を払わないことは「犯罪」とされています。最悪刑務所行きになることもあるとの事です。
養育費の支払いは、日本ではあま~い「お約束」となっていますが、やはりひとり親の貧困脱出を考えると、もう一歩踏み込んだ政策を政府にも考えていただきたいです。