世界一貧しい大統領と呼ばれるウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ氏の発言。
彼は、「貧しさ」について問われこう答えました。「本当に貧しいのはわずかなものしか持っていない人ではない。もっと多くを欲しいと渇望し、いつまでも満足できない人が貧しいのだ」
・・・・。私の事じゃん。確かにいつも「何かが足りない」と。。。反省。
所得の9割を寄付し、自分は月10万円で生活していたというムヒカ氏。
「いくら手に入れても満足できない」と欲望に振り回されて人生の貴重な時間を浪費することが「最大の不幸」と彼は言っていました。
では、どうすれば欲望に振り回されないようになるのか。
そのヒントとなるだろう事として、哲学者のルキウスセネカは言います。それは、「今当然としてあるものが無くなった時の事を想像すること」と
確かに、今の多少くらびれた家が・・今の不満な配偶者が・・・変わらない仕事・・
そういった当たり前にあるものをもし失ったとしたら?
健康のありがたさは失ってみないとわからないと皆さん言いますが、つまりそういう
事なんですね。
離婚して以来、離婚したことに後悔はないけれど、やはり幸せそうな夫婦を見ると心がちくっと痛むことがあります。
ムヒカ氏の言葉はかなり私にとってありがたいものとなりました。離婚したけれど、かわいい子供達はいるし、両親も健在だし、友達もたくさんいるし、みんな健康だし。
「私ってかなり幸せじゃん!」と思ったのでした。