妻である私からもお詫びのコメントをだしたことがさらなる議論を巻き起こしてしまいました。
私が謝罪することに違和感を覚える方もいらっしゃったと思います
しかし私たち夫婦の場合、みなさんとは異なる事情があったことは否めません。
日常生活に多くの困難を抱える彼とともに生活していくそんな大変さも理解したうえで結婚したつもりでした。しかし子供を育てていくなか、私は疲れ果ててしまいました。
彼は玄関のドアも一人であけられません。帰宅が遅くなれば子育てで疲れ切った私をチャイムで起こすしかありません。そうして彼は男性スタッフが介助してくれる事務所で寝泊まりするようになりました。それを私もどこかでありがたいと感じその状況を是認していました。
家庭から疎外された彼が次第に孤独感を深め、尽くしてくれる他の女性に心惹かれてしまったことはやはり私にも責任の一端があると思っています。
三人の子供を育てていくうえでこの人の存在が必要だと感じました。たがいに反省すべき点は反省し、もう一度夫婦として家族としてやり直していきたいと思います。
ただし、次はありません!
このスピーチは乙武さんの40歳の誕生日パーティーで乙武さんの妻が語ったものの全容です。健常者同士では理解できない夫婦の在り様を垣間見る内容です。乙武さんの不倫に対して離婚ではなく、再び一緒に夫婦としてやり直す決意をされた仁美さん。
もう一度ご家族として頑張っていただきたいと思います。